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クラビズコラム
2024.10.16

ホームページ制作の費用で気をつけること!格安のWeb制作に潜む落とし穴?

ホームページ制作を依頼する際、費用面に注目することは非常に重要ですが、価格だけで決定すると、後々のトラブルや満足のいかない結果に繋がることがあります。格安のWeb制作には、いくつかの注意すべきポイントがあり、見かけ上の費用が安くても、実際には思わぬコストが発生する場合があります。本記事では、ホームページ制作の費用面で気をつけるべきポイントや、コストの相場、そして信頼できるWeb制作会社を選ぶためのポイントについて詳しく解説します。

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ホームページ制作費用を安くできるパターンとは?

ホームページ制作を安く済ませたいと思うのは当然のことですが、格安のWeb制作には注意が必要です。安い費用で提供される場合、その裏にはいくつかのパターンがあります。ここでは、代表的な格安制作のパターンについて解説します。

基本的に他のサイトと同じようなサイト

格安で提供されるホームページ制作の多くは、テンプレートを使ったものです。テンプレートを利用することで制作時間やコストを削減できますが、その反面、他のサイトと同じデザインや構造になりがちです。これにより、企業やブランドの独自性が薄れてしまい、ユーザーに強い印象を与えることが難しくなります。

独自ドメインっぽく見せかけたサブドメインの場合

サブドメインとはよく、****.maindomein.co.jpといった***の部分だけが任意で変えられたURLの形のことを指します。格安制作では、このサブドメインを利用したケースがよく見られます。

サブドメインは、独自ドメインを取得するよりもコストが抑えられますが、ユーザーや検索エンジンにとって信頼性が低くなることがあります。検索エンジンの評価も下がるため、SEO効果が薄くなり、アクセス数の増加が見込めない可能性があります。また別の制作会社に依頼したいとなったときにドメインを変更しなくてはいけない場合が出てきます。
ドメインを変更すると運営してきた期間中にあつめたSEOのパワーを失ってしまうため、サイトを作り替える際はドメインも一緒に引き継げるものであることが大切です。

月額で安く見せかけ、実際はトータルで30万円程度かかるパターン

月額費用を安く見せるために、初期費用が抑えられているプランもよく目にします。例えば月額1万円から作成できるホームページ制作といった謳い文句で、実は契約の縛りが二年半以上となっており実質は30万円近くの製作費を払っているものと同じだったりもします。短期的には安く見えるプランでも、長期的なコストを考慮することが重要です。

ページ数が限定され、更新にお金がかかるパターン

格安プランでは、ページ数が限定されていることが多く、後からページを追加する際に追加費用が発生することがあります。更新のたびに費用がかかるため、運営コストが膨らんでしまうこともあります。初めは何ページ必要なのか、将来的な更新頻度を見越して制作プランを選ぶことが大切です。

ホームページ制作のコスト、相場はいくらくらい?

ホームページ制作のコストは、依頼する制作会社の規模や、制作内容によって大きく異なります。ここでは、一般的な相場を会社の規模別にご紹介します。あくまでも参考値・目安であり具体的な相場金額を調査したわけではありません。あくまで1制作会社勤務かつ見積もり等を担当していた個人の感覚となっております。

大手から中堅企業などの実績がある制作会社:250万円〜

実績が豊富な大手制作会社や中堅企業に依頼する場合、デザイン性や機能性、さらにはSEO対策など、さまざまな要素が考慮された高品質なホームページが提供されます。その分、費用も高く、250万円以上のコストがかかることが一般的です。ただし、クオリティやサポートが充実しているため、長期的に見ても安心感があります。
また希望される柔軟な対応も可能となっており、サーバーの選定・構築等まで行うことでセキュリティの高いWebサイト・ホ
ームページを構築することが可能となっています。

コンテンツマーケティング等を行う場合であれば、コンテンツ毎に費用が発生するため数千万円規模となっていますのであくまでも制作したい内容で金額は異なる点、ご留意ください。

小規模事業者から中堅企業などの実績がある制作会社:80万円〜

小規模事業者や中堅企業向けの制作会社は、大手ほどのコストはかかりませんが、しっかりとしたデザインや機能を備えたホームページを提供してくれます。相場としては80万円〜が一般的です。予算に限りがある中小企業やスタートアップに適した選択肢です。

先ほどの金額感よりも少し自由度の下がるWebサイトの構築となりますが、セキュリティ面でもこのあたりの金額感であればある程度依頼できるレベルでの対応をしてくれるサイト制作をしてくれるという印象です。

個人で行っている場合等は30万円前後

フリーランスや個人事業主に依頼する場合は、比較的低価格で制作できることが多いです。相場は30万円前後ですが、デザインの自由度やサポートの充実度が制作会社に比べて劣る場合があります。また、個人のスケジュールや対応力に依存するため、急な変更や対応に時間がかかることも考慮する必要があります。

小規模事業者等の方で、知り合いの方にサイトを依頼される際はこの金額感で取引されることが多いのではないでしょうか。この前後で安い少し高い等があるかと思います。この場合ですとページ数は5〜10P以内となるケースになります。

Web制作会社を選ぶ3つのポイント

ホームページ制作を依頼する際、単に費用だけで決めるのではなく、信頼できる制作会社を選ぶための重要なポイントがあります。ここでは、Web制作会社を選ぶ際に重視すべき3つのポイントについて解説します。

1. 担当者との信頼関係、長期的に付き合えるかどうか

ホームページ制作は一度作って終わりではなく、定期的な更新やメンテナンスが必要です。そのため、担当者との信頼関係を築き、長期的に付き合えるかどうかが重要です。初回の打ち合わせで、制作会社がこちらの要望をしっかり理解し、適切な提案をしてくれるかどうかを見極めることが大切です。

2. 更新コストも視野に入れる

ホームページは公開後も、情報更新や機能追加が求められます。更新のたびにコストが発生する場合も多いため、更新作業の料金体系について事前に確認しておくことが重要です。また、更新を自社で簡単に行えるようなシステム(CMSなど)が導入されているかどうかもポイントです。

3. 制作リソースが最低限確保されているかどうか

Web制作には、デザイナー、プログラマー、SEO担当など、複数の専門家が関わることが理想です。制作会社が、これらのリソースを適切に確保しているかを確認しましょう。特に、納期や修正依頼に対して柔軟に対応できるかどうかも、信頼できる制作会社を選ぶ上での重要なポイントです。

まとめ

ホームページ制作の費用を抑えることは魅力的ですが、価格だけで選んでしまうと、後々のトラブルや追加コストが発生することがあります。安価なプランには多くの落とし穴が隠されており、制作会社の信頼性やサポート内容、更新のしやすさなどを考慮して選ぶことが大切です。最終的に、長期的な運用を見据えたWeb制作会社との信頼関係が、成功するホームページ制作のカギとなります。

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