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クラビズコラム
2016.10.27

スマートフォンサイト(スマホ)対応

スマートフォンの普及

数年前までは何か気になることをを調べる際にはほとんどの人がパソコンを使用しており、WEBサイトもパソコンに特化したデザインが主流とされていました。
しかし、最近ではスマートフォンの急速な普及により、スマートフォンから調べごとをする人も多くなってきています。
実際、2016年6月の段階で、日本人のスマートフォン所有率は約7割になっており、3年前と比較して2倍近くも成長しています。
この記事を読んでいる方も、電車での通勤通学中や休憩時間、就寝前の時間にスマートフォンで調べごとをした経験があるのではないでしょうか?

そのため、これからのWEBサイト制作ではスマートフォンに特化した作りにしていくことが非常に大切になってきます。

従来のスマホ対応

従来のスマートフォン対応は、パソコン向けのWEBサイトとスマートフォン向けのWEBサイトを分けて作るというものでした。
この方法のデメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、制作の工数がかなりかかってしまうということです。
PC用のサイトとスマホ用のサイトを別々で作成するため、作業工数は単純に倍近くかかってしまい、ウェブ制作の金額もそれに比例して高くなります。
2つ目のデメリットは、メンテナンスに手間がかかるということです。
WEBサイトは1度作ればそれで終わりというものではありません。ショッピングサイトなら期間限定セールのバナーを変更、採用ページなら採用情報を変更する必要が出てきます。
そういった場合の修正もPC用とスマホ用の両方にしなければならないため、費用が余計にかかってしまいます。

レスポンシブデザインとは?

こういった手間を省くことができるのがレスポンシブデザインと呼ばれるものです。
レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末に依存せず、画面の幅によってデザインを変えることを言います。

レスポンシブデザインのメリット

・作業工数を削減することができる。
レスポンシブデザイン最大のメリットは1つのサイト制作だけで済むという点です。従来のスマートフォン対応と違い、スマホ用とPC用の両方を作り必要がないため、制作時やメンテナンス時の作業工数を大幅に減らすことができます。
・URLを統一することができる。
従来では、スマートフォン向けのURLとパソコン向けのURLを別に作る必要がありましたが、レスポンシブデザインなら1つのURLで済むため管理が非常にしやすくなります。

レスポンシブデザインのデメリット

・デザインや設計を行う際にスマホとPC両方に目を向ける必要がある

・ページの読み込みが遅くなる可能性がある
PC用とスマホ用の両方を1つにまとめるため、ページ内の情報や画像が多くなり、ページの表示に時間がかかってしまうことがあります。

まとめ

このようにレスポンシブデザインにはクリエイター、お客様の双方にとって多くのメリットがあり、これからのWEB制作において非常に重要な要素の一つになっています。
上記の通りデメリットもありますが、画像の容量を下げる、無駄な処理は省くなど、サイトの作り方次第ではこれらのデメリットを十分にカバーをすることが可能になってきます。
弊社には、知識・経験・提案力を兼ね備えたスタッフが多く働いているため、そういった心配は一切ありません。
スマートフォン向けのサイトにも力を入れていきたい方は、どんな些細なことでもいいので是非一度お問い合わせをしてみてください。