HPの『運用』と『保守』について考える
読者のみなさま、こんにちわ。新入社員Aです。
早速ですが、みなさまに質問です。
『webサイトは完成したら任務完了なのでしょうか。』――――答えはNOです。
サイトを立ち上げたり、リニューアルしたり、お客様からのご要望は様々ですが、webサイトはサイトの完成がゴールではありません。それぞれのコンバージョンを増やしていくためには、そのwebサイトをしっかりと更新し、維持管理していく必要があります。つまり大切なことは『運用』と『保守』、今回はこれらについて考えてみます。
【1】良いwebサイトってどんなサイト?
そもそも、良いサイトとはどんなサイトでしょうか。
きれいで、見やすくて、コンテンツが充実していて、使いやすい…と、色々あげられますが、webサイトは制作が完了したら終わりではありません。それらの『運用』と『保守』が大切。良いサイト(評価の高いサイト)を作るということは、継続的な維持管理が必要になります。
【2】知っておきたい3点
運用と保守について、以下の3点がポイントであると考えます。
①取得したドメインや設置したサーバーの情報管理
②サイトの運用 (バックアップやデータ復旧、サイト上の構成の変更など、メンテナンス…)
③アクセス解析
中でも注目したいことが『アクセス解析』です。webマーケティングでは戦略的且つ効率的に、webサイトを駆使して、集客・利益拡大を図っていくという目的があります。その目的達成のために、それらサイトへのアクセスをしっかりと分析し、傾向をつかんだ上でメンテナンスを進めていくことが効率的な近道になります。
【3】アナリティクスでアクセス解析
アナリティクス を使用すると
『サイトへの訪問者数』や『訪問者がどこから来たのか』そして『どのようなコンテンツを見る傾向にあるのか』『デバイスは何を使用しているのか』 などのデータを簡単に計測することができます。訪問者の傾向を数字で見て、それらを理解することで、傾向に応じたweb改善を図れるようになります。つまりアナリティクスとは “無駄なく、ピンポイントで問題点の改善のヒントを与えてくれるツール”といえます。豆知識として、アナリティクスのデータ計測のためにはトラッキングコードと呼ばれるJavaScriptのコードをHTMLに組み込みます。 ユーザーがページにアクセスするとこのコードが実行されてGoogleのサーバーにデータが蓄積され、それをアナリティクスで計測されるという仕組みだそうです。
【4】アナリティクスを活用してチェックすべき4点
アナリティクスの機能で注目したいキーワードは以下の4点です。
「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」
①ユーザー機能
アクセス解析において、まずはこの「概要」ページでサイト全体の訪問者数を確認することが大切です。
その後ページ毎の分析の際にも、サイト全体の平均と比べてどうなのか、という視点が大事になってきます。
②集客機能
訪問者が どのサイトから流入したのかを把握することができます。
訪問者の傾向をつかむヒントになります。
③行動機能
「集客」メニューがユーザーのサイト訪問前の行動を確認するために役立つのに対して、
「行動」メニューではユーザーのサイト内での行動データをチェックすることができます。
こちらも訪問者の傾向をつかむヒントになります。
④コンバージョン機能
コンバージョンとは、会員登録や商品購入など、そのサイトの目標のことです。
webサイトのコンバージョンの達成率(コンバージョンレート)を確認することができます。
まとめ