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クラビズコラム
2025.02.08

ネットショップ・プラットフォームの選び方【個人・企業向けのショッピングサイト構築基本ガイド】

ネットショップ・プラットフォームの選び方
ネットショップ(ECサイト)は、個人でも企業でも手軽に始められる時代になりました。しかし、どのプラットフォームを選べばよいのか、どんな準備が必要なのかを知らずに始めると、運営に苦労することもあります。本記事では、ネットショップを作るための具体的な手順や成功のポイントを、個人・企業向けにわかりやすく解説します。

ネットショップ(ECサイト)とは?

ネットショップ(ECサイト)とは、インターネット上で商品やサービスを販売するオンライン店舗のことです。近年では、個人から企業まで幅広い業種でECサイトの導入が進んでおり、オンラインでの販売がビジネスの成功に欠かせない要素となっています。ネットショップにはさまざまな種類があり、目的や規模に応じて最適な形式を選ぶことが重要です。

ECサイトの種類

ネットショップには、主に以下の4つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、事業の目的に合った運営方法を選びましょう。
1.自社ECサイト(独自運営型EC)
 ・企業や個人が独自のドメインで運営するECサイト。
 ・デザインや機能を自由にカスタマイズでき、ブランドイメージを強く打ち出せる
 ・ShopifyやWordPress(WooCommerce)などを利用して構築可能。
2.モール型EC(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど)
 ・既存のECプラットフォーム内に出店する形態。
 ・初期集客がしやすいが、手数料や出店料が発生する。
 ・プラットフォームのルールに従う必要があり、自由度が低い。
3.ASP型EC(BASE・STORES・カラーミーショップなど)
 ・簡単にネットショップを開設できるクラウド型サービス。
 ・プログラミング不要で、初心者でも手軽に運営できる。
 ・カスタマイズの制限があるため、大規模展開には不向き。
4.カスタマイズEC(オープンソース・フルスクラッチ開発)
 ・WooCommerceやEC-CUBEなどを利用した自由度の高いECサイト。
 ・大規模なカスタマイズが可能で、独自の機能を開発できる。
 ・開発費用や運用コストがかかるため、中〜大規模事業向け。

ネットショップを運営するメリット

ネットショップを開設することには、以下のようなメリットがあります。
1.低コストで開業できる
 ・実店舗を構えるよりも低コストで運営が可能。
 ・レンタルサーバーやECプラットフォームの利用により、初期投資を抑えられる。
2.全国どこからでも集客が可能
 ・オンライン上で販売できるため、地域に縛られず全国・海外にも顧客を広げられる。
 ・SNSやWeb広告を活用することで、ターゲット層へのアプローチが容易になる。
3.24時間365日営業が可能
 ・実店舗とは異なり、ネットショップは常にオープン状態で販売できる。
 ・自動受注システムを導入すれば、運営の手間を減らしながら売上を伸ばせる。
ネットショップの成功には、適切なプラットフォームの選定やマーケティング施策の実施が不可欠です。自社のビジネスに最適なECサイトの形を選び、効果的に運営していきましょう。

ネットショップを作るための準備

ネットショップを成功させるためには、事前準備が非常に重要です。ただサイトを作るだけではなく、どんな商品を販売し、誰に向けたサイトなのかを明確にしなければなりません。また、業種によっては特定の許可が必要になる場合があり、販売方法についても慎重に検討する必要があります。ここでは、ネットショップ開設前に押さえておきたい重要な準備事項について解説します。

目的とターゲットの明確化

ネットショップを作る前に、まず「何を販売するのか」「誰に向けたサービスなのか」を明確にしましょう。この段階で販売の方向性を決めておくことで、サイトの設計や集客方法をスムーズに決定することができます。
何を販売するのか?
ネットショップでは、以下のようなさまざまな商品やサービスを販売できます。
 ・物販(衣類・雑貨・食品・電子機器など)
 ・デジタル商品(電子書籍・写真・音楽・動画・デザインデータなど)
 ・サービス提供(オンラインレッスン・コンサルティング・サブスクリプションなど)
販売する商品によって、必要な機能やサイトの設計が異なるため、最適なプラットフォーム選びにも影響します。
誰に向けたサイトなのか?
商品を購入するターゲットを明確にすることで、デザインや集客施策を適切に設計できます。
 個人顧客向け(BtoC):ファッション、雑貨、食品など一般消費者向けのECサイト
 法人向け(BtoB):業務用機器、卸販売、専門的なサービスなど
 特定の業界向け:特定の職業・趣味・地域に特化したECサイト
ターゲットが明確になれば、デザインやブランディングの方向性、広告戦略、コンテンツ作成の計画を立てやすくなります

必要な書類や許可申請

ネットショップでは、販売する商品によっては法律や規制の対象となるため、事前に必要な許可や申請を確認しておくことが大切です。例えば、以下のような業種では特定の許可が必要になります。
古物商許可(リサイクル品・中古品の販売)
中古ブランド品やゲーム、電化製品などを販売する場合、警察署への届出が必要。
酒類販売免許(アルコール類の販売)
お酒を販売する場合、国税庁の許可が必要。
食品衛生法に基づく営業許可(食品販売)
食品や健康食品を販売する際には、保健所の許可を取得する。
その他にも、医薬品や化粧品の販売には薬事法の規制があり、規制対象の商品を扱う場合は必ず事前に確認しましょう。

販売する商品の選定

販売する商品を決める際には、単に「売りたいもの」を選ぶのではなく、市場の需要や競争環境、在庫管理の方法なども考慮することが重要です。
在庫管理の有無
 ・自社在庫型:自社で在庫を持ち、商品の発送まで対応する方式。
 ・受注生産型:注文が入ってから生産・発注を行うため、在庫リスクが少ない。
 ・ドロップシッピング:仕入れ先が直接顧客へ発送するため、在庫管理の負担がない。
仕入れ方法
 ・自社製品の販売:オリジナル商品を制作・販売する(ハンドメイド・アパレルなど)
 ・卸売仕入れ:メーカーや問屋から仕入れた商品を販売する。

どの販売方法を選ぶかによって、運営の負担やコストが大きく異なります。特に個人で運営する場合は、無理のない管理方法を選ぶことが成功のポイントとなります。ネットショップを作る前に、これらの準備をしっかりと行うことで、スムーズな運営が可能になります。次のステップでは、ECサイトの具体的な作り方について詳しく解説します。

ネットショップ・プラットフォームの選び方

ネットショップを作る際には、どのプラットフォームを利用するかを決めることが重要です。目的や予算、運営スタイルによって適した選択肢が異なるため、それぞれの特徴を理解し、自社に最適なECサイトを選びましょう。ここでは、代表的な4つのプラットフォームについて解説します。

自社ECサイト(独自運営型EC)

自社ECサイトとは、独自のドメインを取得し、自由に運営できるネットショップのことです。デザインや機能をカスタマイズできるため、ブランドの世界観を強く反映できる点が特徴です。
メリット
 ・デザインや機能を自由にカスタマイズできる。
 ・手数料が少なく、売上を最大限確保できる。
 ・SEO対策をしやすく、集客戦略を自社でコントロールできる。
デメリット
 ・集客を自社で行う必要がある。
 ・初期構築に時間とコストがかかる場合がある。
おすすめのサービス
 ・Shopify:多機能で使いやすく、世界中で利用されるECプラットフォーム。
 ・WooCommerce(WordPress):ブログやコンテンツマーケティングと連携しやすく、柔軟なカスタマイズが可能。

モール型EC(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど)

モール型ECとは、大手ECモール(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)に出店する形式のネットショップです。すでに多くのユーザーがいるため、集客しやすいのが特徴です。
メリット
 ・既存の大規模なユーザー基盤があり、集客の手間が少ない。
 ・決済や物流のシステムが整備されており、信頼性が高い。
デメリット
 ・出店料や販売手数料が発生するため、利益率が下がる。
 ・デザインや機能のカスタマイズが制限される。
モールごとの特徴
 ・Amazon:検索エンジンとしての利用者も多く、商品が売れやすいが、手数料が高い。
 ・楽天市場:ポイント制度が強力で、リピーターを獲得しやすい。
 ・Yahoo!ショッピング:楽天よりも手数料が低めで、ソフトバンクやPayPayユーザーの集客がしやすい。
モール型ECは、短期間で売上を上げたい場合に適しているため、ブランドの認知度を高めたい企業や個人におすすめです。

ASP型EC(BASE・STORES・カラーミーショップなど)

ASP型ECとは、ネットショップを簡単に作成できるクラウド型のECプラットフォームです。プログラミング不要で、すぐにショップを開設できる手軽さが魅力です。
メリット
 ・初期費用を抑えて、すぐに開業できる。
 ・専門知識がなくても簡単に運営できる。
 ・クレジットカード決済や配送設定がすぐに導入可能。
デメリット
 ・デザインや機能のカスタマイズに制限がある。
 ・集客は自社で行う必要がある。
 ・販売手数料がかかる場合がある。
おすすめのサービス
 ・BASE:無料で簡単に開設でき、初心者向け。
 ・STORES:決済手数料が低めで、デザインの自由度も高い。
 ・カラーミーショップ:月額費用がかかるが、機能が充実している。
ASP型ECは、個人やスモールビジネスのスタートに最適な選択肢です。シンプルな商品ラインナップで、低コストでネットショップを運営したい場合に向いています。

カスタマイズEC(オープンソース・フルスクラッチ開発)

カスタマイズECとは、より自由度の高いECサイトを構築するための方法で、特に中〜大規模事業者向けです。オープンソースを利用したり、フルスクラッチでゼロから開発することで、独自機能や高度なシステムを導入できます。
メリット
 ・独自の機能を自由に開発できる。
 ・大規模な取引やカスタマイズが必要な場合に最適。
 ・自社ブランドの世界観を最大限に表現できる。
デメリット
 ・開発コストが高く、初期投資が必要。
 ・システム管理・メンテナンスの負担が大きい。
カスタマイズECは、ブランドの独自性を追求したい企業や、大規模なECサイトを運営したい事業者におすすめです。

まとめ

ネットショップを作る際には、自社の目的や運営スタイルに適したプラットフォームを選ぶことが成功のカギとなります。手軽に始めたいならASP型EC(BASE・STORES)、集客力を活かしたいならモール型EC(Amazon・楽天市場)、自由なカスタマイズを求めるなら自社EC(Shopify・WooCommerce)、大規模展開を視野に入れるならフルスクラッチ開発が適しています。それぞれにメリット・デメリットがあるため、事業の方向性に合わせて慎重に選びましょう。
どのプラットフォームが最適かわからない、またはECサイトの設計・運用について相談したいという方は、クラビズにぜひご相談ください。 あなたのビジネスに最適なネットショップ構築をサポートいたします。