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クラビズコラム
2020.11.11

わたしの働くキホンと、SNSの取り組み方

こんにちは。 EC事業部、土と風の植物園のヤマサキです。

普段、お花の仕入れをしたり、スワッグを束ねたり、企画を考えたり、ECサイトを作ったり、写真を撮ったり、データを分析したり、SNSを投稿したり、いろんな事をしています。

この度、コラムのライティングをチャレンジしてみることになり、何を書こうか考えていたら、そもそもコラムって何だっけ…… と分からなくなってしまって、まずはコラムについて調べるところからはじまりました。

 

column(コラム)」の由来

「コラム」とは……

①ある物事について考察し、個人の意見や分析を加えた短い「評論文」のこと

②英語の「column」は、「柱」を意味するラテン語「columna」に由来

(横書きの英字新聞では、縦長の余白が出ることがあり、そのスペースにおさまる批評や意見を書いた短い記事が柱のように見えることから「コラム」と呼ばれるようになった)

 

何だか難しく感じていたけれど、「コラム」という名前の由来や、そのシルエットを想像するとひとつのキャラクターのような気がして、身近に感じてきます。

「長方形」じゃなくて「柱」ってところがまた、よい。

わたしが日々投稿しているSNS。コラムとちょっと近しい存在な気がして、この身近に感じた「柱」にあたる言葉を探してみました。

 

「滲み」。

・自分の伝えたいことが、じわりと染み込んで広がるイメージ。

・日によって大きさ濃度、さまざま。

・ときにはまわりの人の力も借りて、自分たちの予期しない方向へも広がったり。

・続けることで柄になったり、俯瞰して見てみると絵になっていたり。

 

土と風の植物園のInstagramは、オープン当初からコツコツと投稿し続け、早2年。フォロワーさまは、5万人に到達しました。

 

頻度や時間だけじゃない、投稿でたいせつなこと

投稿についてのコツを聞かれることが、ときどきあります。頻度や投稿時間、写真の撮り方やハッシュタグの付け方など、そういう工夫ってもちろんした方が良い。

だけど、たいせつなのは「機転」と「透明性」だと思っています。

 

例えば、「パンパスグラス」という穂の植物を仕入れたときのこと。

納品されたはいいけれど、その一番の魅力である穂が…出ていない!

後から知ったことなのですが、生産者さんが出荷前に鞘を剥いてくれているものと、そうでないものがあるそう。仕入れた本数が本数だったので(なんと1500本!)途方に暮れていたのですが、逆にそれっておもしろいコンテンツになるのでは……!? 

そして、

1本1本ナイフで剥いているところを動画におさめ、配信。

手の皮は剥けるしへとへとにもなったけど、15万もの方にご覧いただけました。(1本あたり100人の方にご覧いただけたと考えると、すごい!)

 

一見ネガティブに感じてしまうことでも、見る角度を変えれば素敵な出来事に。

それらしい綺麗な言葉や画像で覆い隠すことなく、新鮮な情報を、新鮮なままに。

 

実は今回、コラムのお話をいただいたとき、「コラムを書いてもらえませんか?」ではなく、

「発信したいこと、伝えたいこと、ないですか?」でした。

 

昨今ではブランディングやコミュニケーションツール、広告の一部としてSNSを活用する企業やお店は多々あります。もちろんそんな方々への参考になれば…。

そしてSNSの世界だけではなくて、達成出来そうになくて不安がよぎるときだってそう、今回のコラムのように自分には難しそうと感じるときだってそう。

 

まず、見る角度を変えて物事を捉えてみる。

 

そうすると思いがけない切り口やアイディアが湧いてきます。そして、自分自身が楽しいと感じながら続けていると、まわりの人も楽しいと感じてくれて、その輪は広がります。

 

 

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