倉敷にアートギャラリー「Kurashiki Avant Gard(KAG)」をオープンします
株式会社クラビズ(本社:岡山県倉敷市阿知3丁目1-2、代表取締役:秋葉優一)は、Cafe&Bar KAGの3階にアートギャラリー「Kurashiki Avant Gard(KAG)」を4月20日(土)にオープンします。
ディレクターに倉敷芸術科学大学准教授の川上幸之介を迎えました。
当ギャラリーでは現代アートの展等会や関連するレクチャーを通じて、これまで自明視されてきた同時代のパラダイムを再検討し周縁を含んださまざまな観点から現代社会を捉え、皆様と共に考えていくことで社会、地域貢献を目指します。国内外のあらゆるジャンルのアーティストの個展・グループ展、関連するレクチャーを開催予定です。
オープン初日にはナン・ゴールディンを主役とした映画『美と殺戮のすべて2022年』(ローラ・ポイトラス監督)を上映。また美術史学者の山本浩貴氏、『美術手帖』編集長の岩渕貞哉氏を招聘し、公開講座「美術館と芸術メディアのたそがれ」を開催します。同レクチャーでは、今後のメディアと美術館の行く末を話し合います。さらに後日(会期未定)、川上とインディペンデント・キュレーターの長谷川新と共同でキュレーションを行った「語らい座 大原本邸」でのAWC(アートワーカーズ連合)アーカイブ展をKAGにて巡回します。
皆様のご来場をお待ちしております。
◆オープンイベント概要
日時:2024年4月20日15:00~19:00
会場:Cafe&Bar KAG(岡山県倉敷市阿知3丁目1−2)
【プログラム】
15:00〜上映会『美と殺戮のすべて』(ローラ・ポイトラス監督)
17:30〜トーク「美術館と芸術メディアのたそがれ」
講師:岩渕貞哉(『美術手帖』 編集長)山本浩貴(美術史学者)
参加費:一般1000円 学生無料
要予約制 30人
◆AWC(アートワーカーズ連合)アーカイブ展
会期: 未定(ホームページを参照ください)
休館日:4月22日(月)
会場:Cafe&Bar KAG(岡山県倉敷市阿知3丁目1−2)
キュレーション:長谷川新(インディペンデントキュレーター)、川上幸之介(倉敷芸術科学大学)
主催:AWC実行委員会
入場無料
予約不要
■川上幸之介 プロフィール
1979年 山梨県甲府市 生まれ。岡山市北区在住。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ MAファインアート修了。
倉敷芸術科学大学准教授。専門は現代アート。ロンドンでの2004年のキューレション「キメラ」展を皮切りに、様々なプロジェクトをロンドンで実施。
帰国後、東京のプロジェクトスペース、アサクサの展覧会のアーティストセレクション、キュレーションを手掛け、研究室でも国内外の重要な作家とのコラボレーションを展開。
これまでの主なキュレーション、プロジェクトにジョン・バルデサリ「私はもう二度と退屈なアートを作らない」(2013)、ミカエル・カリキス、 ヘクトール・ザモラ、厚木たか、岡本唐貴「ザ・サード・エンティティ」(2016)、劇場の三科「1923」(2016)、トーマス・ヒルシュホルン、サンティアゴ・シエラ「ラディカル・デモクラシー」(2016)、「オトリスグループ」(2017)、 ギー・ドゥボール「シチュアシオニストの地図製作法」(2017)、ミヌーク・イム「もしもの約束」(2018)、アントン・ヴィドクル「ロシア宇宙主義」(2019)、ナイーム・モハイエメン「連合赤軍」(2019)、「「F」ワードの再解釈:フェミニズム!」 (2020)、「ジェレミー・デラー」(2021)、「ベッドタイム ・ フォー ・ デモクラシー」(2022)、「パンク!日常生活の革命」(2021-2024)など。