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こんにちは。広報委員会の佐藤です。
最近、休日は『プロフェッショナル 仕事の流儀』を観るのにハマっています(我ながら意識たけぇ・・・!)
この番組の何がいいって、もちろん取り上げられている方々も超一流の方ばかりで胸熱なのですが、番組自体の構成がすばらしくて、毎度その展開のうまさに唸ってしまいます。
さて、本題です。
12月3日(日)、倉敷アイビースクエアの愛美赤煉瓦館にて、「第2回 岡山もったいない祭り」を開催しました。
今回はなんと第1回の4倍にもなる、3200人ものお客様にご来場いただくことができました・・・! \パチパチパチ/
「岡山もったいない祭り」のきっかけは、実は当社のブランド「くらしきぬ」の生産工場に、代表の秋葉とくらしきぬのスタッフで訪れたときのこと。
くらしきぬの商品が作られているとなりで、自然に還ることを謳った他社さんの商品が作られていたのですが、そこには販売できずに廃棄されてしまう「B品」がたくさん袋詰めされていたのです。話を聞くと、自然に還る糸は強度が弱く、B品が多く生じてしまうのだとか・・・。
帰りの車内で、「サステナブルの意味って何だろう」「本当に未来のためになることって何だろう」と話したのを今でも覚えています。
その気づきから、本来捨てられてしまうはずのB品も社会のために活用できるのではないかと考え、ダイヤ工業さん、岡本製甲さん、私たちクラビズとの3社で企画したのが「岡山もったいない祭り」です。
第1回を今年2月、ダイヤ工業さんのオフィスをお借りして開催し、800名を超えるお客様にご来場いただきました。そこから振り返りをし準備を整えて、第2回を開催するに至りました。
今回の「岡山もったいない祭り」では、第1回と変わったことが大きく3つあります。
ひとつは、会場をアイビースクエアの愛美赤煉瓦館で開催したこと。
昔、アイビースクエアは倉敷の発展を支える紡績工場であり、愛美赤煉瓦館はその倉庫として使われていました。そんな歴史と情緒ある建物で開催できたことをありがたく思います。
お祭り当日も、きっとアイビースクエアを観光されていたであろうお着物を着た若い女性たちや、外国人観光客の方がふらっと立ち寄ってくださいました。
もちろん、お祭りを目掛けて来ていただけるのもうれしいのですが、そうした旅中の「予期せぬ出会い」を提供できたこともよかったなと思います。
ふたつめは、飲食店の方々にも出店いただけたこと。
地元のビールを扱う「KURASHIKI BREWING」さんやワインの「いときち」さんをはじめ、お寿司の名店「鮨 柳屋」さんや地元に愛される「ベトコンラーメン倉敷新京」さんに出店いただきました。
会場においしい笑顔が溢れると、どうしたって気温に反して温かい気持ちになります。
最後に、寄付先の団体の方にも運営スタッフとして入っていただけたことが、何よりよかった。
今回は「うえまつフリースクール」さん、「ハルハウス」さん、「日中一時支援chill」さん、「川辺復興プロジェクトあるく」さん、「保護者の居場所うさぎカフェ」さん、「くらしき支援LABO」さんの6団体に寄付させていただくのですが、各団体から運営スタッフを出してくださり、会場の案内などをしていただきました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。
私たち企業で働く人だけでなく、日頃から困っている人たちのために努力されているNPOの方々と一緒にお祭りを作り上げることができ、こみ上げるものがありました。
企業やNPOの隔たりなく、それぞれが全うすべき役割を果たして、ときにお互いに助け合う。そんな関係性が築けている街って素敵じゃないですか?
まだまだ反省点はありますが、「岡山もったいない祭り」はより一層価値のあるお祭りとして進化できたかなと思っています。
第1回のご来場者数が約840人、第2回が約3200人・・・ということは、次回はどれくらいの方に来ていただけるだろうと期待が膨らみました。
今後も、倉敷により心地よい風が吹くよう、いいイベントに育てていけるよう力を合わせてまいります。
▼「第2回 岡山もったいない祭り」の参加企業はこちら。皆様、本当にありがとうございました!
クラビズのメンバーも、本当にお疲れ様でした。