| クライアント | 岡山県 文化振興課 |
|---|---|
| URL | https://www.okayama-kanko.jp/okatabi/1605/page |
| エリア | 岡山県美作市 |
| 業種 | 自治体 |
| 課題 | 国際芸術祭の開催に合わせ、新設される作品だけでなく、広域に点在する既存のアート資産を埋没させずに地域全体の周遊観光へ繋げることが急務でした。しかし、各市町村の情報が断片化していたため、エリア全体の魅力を「一つの物語」として統合し、再ブランディングする必要がありました。あわせて、広大な県北エリアを旅慣れない観光客でも迷わず巡れるよう、直感的なナビゲーション手段の確立も大きな課題となっていました。 |
| 制作範囲 | デザイン/プレスリリース/撮影 |
プロジェクト概要
岡山県北の芸術資産を再定義する『美作アートブック』制作プロジェクト
2024年初開催の国際芸術祭『森の芸術祭 晴れの国・岡山』に合わせ、美作地域10市町村に点在する49のアート資産を網羅した公式ガイドブックを制作いたしました。単なる作品カタログに留まらず、岡山出身の写真家による撮り下ろし写真や、デジタルマップとの連動機能を実装。芸術祭を訪れる国内外の観光客を地域深くへと誘い、滞在時間の延長と観光消費の拡大を目指しました。
実施内容
・パンフレット制作業務
結果
美作地域10市町村の49作品を網羅的に可視化したことで、国際芸術祭の来場者を周辺エリアへ導く「広域周遊の導線」を確立しました。撮り下ろし写真による情緒的な訴求とQRコードによる実用的なナビゲーションを両立し、滞在時間の延長と地域経済の活性化に寄与しています。本冊子は単なるガイドを超え、芸術祭終了後も活用可能な「地域の恒久的な観光資産」として、美作のアートブランドを再定義する役割を果たしました。
[制作のポイント]
01
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情感を揺さぶる「撮り下ろしビジュアル」の力
岡山出身の気鋭の写真家・木村琢磨氏を起用。既存の作品もすべて本誌のために撮り下ろすことで、美作の自然光や空気感を含めた「今、ここにあるアート」を表現しました。図録的な記録写真ではなく、読者が「この風景の中に身を置きたい」と感じる叙情的なビジュアル展開を行っています。
[制作のポイント]
02
02
アナログとデジタルのハイブリッド・ナビゲーション
紙媒体の「一覧性・一覧の楽しさ」を活かしつつ、各作品ページにGoogleマップ連動のQRコードを配置。広域かつ移動が複雑な県北エリアにおいて、スマホ一台で迷わず現地へ到達できる、ユーザー体験(UX)を重視した設計を施しました。
[制作のポイント]
03
03
文脈(コンテクスト)を編むエリア編集
単なる作品紹介ではなく、10市町村それぞれの特色や周辺の美術館、イベント情報を「地域文脈」として整理。芸術祭の新作と、地域に根ざした既存のアート資源(美作三湯芸術温度など)をフラットに並べることで、地域全体がひとつの大きな美術館であるかのようなブランディングを行いました。